しおじりったー

長野県塩尻市の非公式ツイッターアカウント @shiojiritter のブログです。

塩尻市が山雅のホームタウンに追加されました!

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松本山雅FCは26日、安曇野市山形村塩尻市を新たにホームタウンにすることがJリーグに承認された、と発表した。

松本山雅FCホームタウン追加について

Jリーグは本日開催した理事会で、松本山雅FCがホームタウンを追加し、従来の松本市に加えて、安曇野市、山形村、塩尻市を2013年2月26日より新たにホームタウンとすることを承認しました。


久しぶりに松本平が賑わったニュースでしたね!



Jリーグのホームタウンとは

ホームタウンについて、Jリーグのホームページには以下のように書かれています。

Jリーグでは、Jクラブの本拠地を「ホームタウン」と呼んでいます。『Jリーグ規約』には、Jクラブはホームタウンと定めた地域で、その地域社会と一体となったクラブづくりを行いながらサッカーの普及、振興に努めなければならないことが記されています。つまり、ホームタウンとは、"本拠地占有権"、"興行権"の意味合いの強い「フランチャイズ」とは異なり、「Jクラブと地域社会が一体となって実現する、スポーツが生活に溶け込み、人々が心身の健康と生活の楽しみを享受することができる町」を意味しているのです。


さらに、松本山雅のホームページ には、今回のホームタウン追加の理由を以下としています。

未来ある子供たちと市民に夢と希望、感動を与え、地域に元気と活力をもたらすような「ひとづくり」「まちづくり」に貢献すべく全力で取り組み、今後長野県全域へ活動を展開していく。
安曇野市、山形村、塩尻市は、地形的に松本盆地に属し、松本市と生活圏を同じとしている。{{\n}}
明確にホームタウンとする事で、今後の取り組みがより地域に密着したものとなるようにするため。


要約すると、

フランチャイズ」とは異なる。
興行権的な意味合いは強くないということです。つまり、塩尻市内で試合を行う必要はないんですね。

ホームタウンは「地域」。
塩尻市松本盆地にあり、松本市と生活圏を同じとしていることを理由としていています。(...異論はあるかもしれません。)

地域社会と一体となったクラブづくりを行い、サッカーの普及、振興に努めなければならない。
クラブに求められているのは、サッカーを通じて「地域と一緒に街をつくる」。
まちづくりのため、サッカー教室やサイン会の開催、清掃活動への参加など、今まで以上の貢献が期待されます。


塩尻市の支援状況

それでは、塩尻市はどのような支援をしているでしょうか?
塩尻市は昨年、松本山雅FCに500万円(普通株式100株)を出資しました。
また、平成25年度予算(案)概要のなかでは、 「山雅FC応援事業」として168万3千円を計上。
中心市街地からアルウィンまでのシャトルバス運行、アウェイにおける誘客活動を行うとしています。

もちろん、塩尻市に拠点を置く多くの企業様が スポンサー になっています。


FCアンテロープ塩尻は?

山雅との棲み分けを危惧される声も聞こえる「FCアンテロープ塩尻」。塩尻市に拠点があります。
FCアンテロープ塩尻北信越フットボールリーグ1部に所属する社会人サッカークラブです。
メンバー全員が仕事を持ち、夜間照明のある地元中学校で練習しています。
もちろん強いことに越したことはないですが、Jリーグに所属する山雅と比較するのは...。
共存共栄を期待します。


ちなみに、

今回のホームタウンの発表

松本市、安曇野市、山形村、塩尻市

と、順番的には塩尻市が一番最後です。なぜでしょう。

出資順を見ると、

塩尻市 2012年4月17日 500万円
塩尻市役所にて「出資申込式」が行われました

安曇野市 2012年6月27日 500万円
安曇野市による「出資式」が行われました

山形村 2012年6月22日 300万円
山形村役場にて「出資式」が行われました

金額も日付も一番頑張っているような...。
うーん、明確な理由はないと思いましょう。あえて言うなら「北から並べた」。



おめでとうございます!

ともあれ、ホームタウンへの追加おめでとうございます!そして、ありがとうございます!
松本山雅FCとサポーターの皆さん、またそれを支える市民の皆さんによって、塩尻市がますます飛躍することを期待します!